QUILTと花と旅の思いで_K.Sachiko

個別作品紹介・その2


種類別に幾つか紹介します

これから作品を作られる方々のヒントになれば幸いです。

 個々の作品につきまして、手順書、図面等は著作権の問題で載せることができません。

 言葉で説明できるものは素材選び等、苦労した事を添えてみます。

 そうでないものは、作品写真をイラスト風にして添えてみることにしました。

 もし、同様の作品を作成希望の方には、イラスト風の方がイメージが掴みやすいと思います。

 ご参考になれば幸いです。


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★ バッグ ★


 代表作は「2019年1月」に日本キルト大賞で入賞の作品です。
 「プロフィール」のページでご覧ください。
 
・バッグも大小様々な物を作っています
 生地、形、色、パターンの違いで色々なものが作れます。
 イラスト風の写真を元に作成トライしてみてください。
 「自宅での展示風景」で掲載することもあります。

 ここでは形状の違う数点を順次紹介していきます。

@ バッグ-A : 特徴は、

個別作品紹介 バッグ-A 個別作品紹介

       実作品                    イラスト風写真

・ 中央に刺繍されているアンティーク調の足踏みミシン(レトロミシン)がモチーフの元になっています。

・ デニム生地をベースに、ミシン本体やそこから伸びる糸、そして下部にある

  「Tools & Trinkets(道具と小装飾品)」という文字の刺繍、

  さらに周囲にあしらわれたレースやビーズ、ボタン、ハサミのチャームなどが組み合わされており、

  「裁縫・ハンドメイド(ソーイング)」の世界観を詰め込んだクラフト感溢れるデザインに仕上りました。



A バッグ-B :特徴は、

個別作品紹介 バッグ-B 個別作品紹介

       実作品                    イラスト風写真


・  "トリックアートのような立体感:ひし形の布を巧みに組み合わせることで、

  平面でありながらキューブ(立方体)が並んでいるような視覚的効果があります。

・  "異素材のコントラスト:ゴールド調のジャガード織り(花柄)と、透け感のある黒い

  レース生地、そしてベースのブラウンの布という、質感の異なる素材をく調和させました。

・  "ビーズのアカント:ひし形の頂点(角)部分に、赤や緑の小さなビーズが

 控えめにあしらい、輝きと立体感をプラスしました。

・  "トップの刺繍とスパンコール:ファスナー周辺の開口部には、レースやスパンコール、

 金糸を用いた豪華な装飾を施し、ヴィンテージ品のような高級感を出してみました。

・ "編み込みハンドル:ブラウンのレザーを丁寧に編み込んだ丸持ち手は、

 パッチワークのクラフト感やカントリーな雰囲気とよくマッチします。



B バッグ-C :特徴は、

個別作品紹介 バッグ-C 個別作品紹介

       実作品                    イラスト風写真


・ ジーンズの後ろ身頃(バックポケット部分)の形状を上手に活かした、デニムリメイクバッグです。

・ ジーンズ本来のバックポケットにある「王冠(クラウン)の刺繍」を左右対称に配置し、

 バッグの顔として強いインパクトになりました。

・ ポケットがそのまま実用的な収納として機能する点も、リメイクならではの合理的なデザインになりました。

・  バッグの開口部にジーンズのウエストバンドとベルトループをそのまま使用することで、

 型崩れしにくい頑丈な構造になっています。

・  ジーンズ特有のユーズド感やステッチの味わいが、そのままバッグの個性となりました。

・ ウエストラインやポケットの縁に黒いフリルレース(またはブレードリボン)を縫い付けています。

・ カジュアルでメンズライクになりがちなインディゴデニムに、クラシカルな可愛らしさをプラスした

 「甘辛ミックス」なバランスです。

・ 持ち手部分にも共布のデニムが使われており、ブレードの装飾を統一して施すことで、

 全体のデザインに一体感を持たせています。



C バッグ-D :特徴は、

個別作品紹介 バッグ-D個別作品紹介 

       実作品                背 面


・素材のコントラスト

ベースとなっているカジュアルな黒のデニム生地に対して、中央の円形パッチには重厚感のあるフレンチゴブラン調の織物と、深みのあるモスグリーンのベルベットを使用しています。

この「硬さと柔らかさ」「日常と幻想」の対比が、バッグ全体に深い奥行きを与えます。


・圧倒的な存在感を放つコード刺繍

中央に施された黒い曲線的なコード刺繍は、まるでアンティークの鏡や宮殿の装飾を思わせるクラシカルな美しさです。

ビーズ細工も丁寧に配置して、光の当たり方で繊細に煌めく表情の変化を楽しむことができます。


・細部へのこだわりとアクセント

上部のレザー調パーツと、中央を飾るアンティーク調のメタルボタンが全体の印象をキリッと引き締めます。

また、左右のタッセル風パーツやコサージュ風のパッチ、レースのあしらいが、歩くたびに揺れる楽しさやノスタルジックな雰囲気を演出します。


・実用性とスタイリング

しっかりとしたレザー調のハンドルが付いているため、リュックとして背負うだけでなく、手提げのトートバッグとしても綺麗に持てる2WAY仕様になります。

シンプルなモノトーンコーデや、クラシカルなジャンパースカート、あるいはあえてモードな古着ファッションに合わせると、このバッグが主役として強烈な個性を放ってくれるでしょう。

作者のこだわりと世界観が凝縮したハンドメイド作品です。


背面の構造と機能性

・耐久性を高める上部のレザー切り替え

背負った際や手で持つ際、最も負荷がかかりやすい上部にタフな合皮を大きく配しているのが特徴です。

デニム単体よりも伸びや摩耗に強く、実用的な補強パーツとして完璧に機能します。


・ステッチワークの美しさと強度の両立

ショルダーストラップに施された白いダブルステッチが、黒のデニム地に対して綺麗なアクセントになっています。

まっすぐ均一に縫い、苦労しました。

また、ストラップの付け根や下部のマチ部分も頑丈に縫い付けられており、重い荷物を入れても安心です。


・選び抜かれた異素材のコンビネーション

表面のクラシカルな世界観を壊さないよう、背面はあえてシンプルに、かつレザーの質感で高級感をキープしています。

前後のギャップが、バッグ全体の完成度をさらに引き上げます。


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★ 小物類 ★


・小物作りもとても楽しいです。
 一つ作り方を覚えると、後はアレンジです。
 私の趣味で、パターン違いや色違いを沢山作ってしまいます。
 作品の一部を紹介します。

@ 小物類-A : 特徴は、

個別作品紹介 
      小物類-A                イラスト風

"質感のコントラスト: ひと口に「黒」と言っても、レース、ビーズ刺繍、光沢のあるサテン調の生地、マットな紐など、異なる質感を重ねることで、単調にならず非常に奥行きのある黒を表現しています。

"主役を引き立てるカラーアクセント: 中央の鮮やかなブルーのがま口フレームが、全体のダークトーンの中で鮮烈なアクセント(差し色)として機能しており、モダンな芸術性が出ます。

"細部へのこだわりと高級感: 金色のハートがあしらわれた口金や、タッセル、クリスタル調のチャーム、パールのビジューなど、パーツ選びのセンスで、まるでヴィンテージのハイブランドのような格式高さを思わせます。

"蝶モチーフの見事なビーズワーク: メインのバッグに施された大きな蝶のビーズ刺繍は、同系色でありながらもしっかりと存在感を持たせ、持っている技術と忍耐強さで作成しました。


A 小物類-B : 特徴は、

個別作品紹介 
      小物類-B                イラスト風

"ハートの甘さと黒の辛口バランス: 「ハート型」という可愛らしいモチーフを、黒のレース、ブレード、 ストライプの異素材MIXで引き締めることで、大人っぽく洗練された印象に仕上がりました。

"1点ずつ異なる表情: 全面にバラのような総レースをあしらった左のデザイン、斜めのラインを強調した他の3点と、少しずつデザインを変えています。
 並べたときのコレクション感がとても美しいです。

"パールのアクセント: 上部にあしらわれた一粒のパールが、黒一色のなかで上品な輝きを放ち、全体がクラシカルに格上げされます。


B 小物類-C : 特徴は、
個別作品紹介  
      小物類-C                イラスト風

"透け感と陰影のレイヤード(重ね技): メインの大きなポーチなどに見られる、 ベースの透け感のある生地の上に、異なる黒のラインやブレードを重ねました。
 下の生地が透けて見えることで、黒なのに重たくならず、涼しげで軽やかな奥行きがでました。

"ブレードとコードが織りなす直線と曲線の美: X字や斜めに走るシャープな直線ブレードと、その間を泳ぐような渦巻き(唐草調)の曲線コード刺繍の組み合わせが、グラフィカルで非常にスタイリッシュです。

"上品な輝き(ラインストーン)の配置: 各ポーチにポツポツと控えめに配されたラインストーンが、まるで夜空の星のように、見る角度によってキラリと上品に輝きます。
 この「光の引き算」のバランスがでましたかね。

"ボーダー織りの活かし方: 右下の2点に見られる、白銀の細いラインが入ったボーダー(ストライプ)生地の使い方に気を使いました。
 生地をあえて斜めに使うことで、作品全体に動きをだしました。

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★ 小物(LESSON BOOK) ★


・小物ですが、ちょっと変わった作品(クリブキルト)です。
 実際に触って、遊んで、学べる「遊べるアート作品」です。
 小さな子供用の教育用絵本の様に1ページ毎にめくっていきます。
 4つある作品のひとつを紹介します。

・以下の順番で見てください。
 収納状態 →
   外装と中身 →
     一つずつ開いていった状態が続きます。


・ちょっと見にくいかも知れませんが、形の違うピースに英語で文字が添えてあります。
 英語圏の赤ちゃん用教材になりますかね?
   TOUCH,
     BUTTON,
       TELL THE TIME,
         TIE THE SHOE,
           BUCKLE UP,
              SHAPS

・作品を作るにあたって、
 ・外側の生地に、星条旗モチーフ、星柄、そしてオリンピックチームUSAをテーマにしたイラスト布を使いました。
 ・赤・白・紺のトリコロールカラーが際立ち、非常に元気でクラシカルなアメリカンカントリーの雰囲気を出してみました。
  パッチワークだけでなく、丁寧なアップリケ、刺繍(「SHAPES」などの文字)、ボタン留め、リボン等使ってみました。
 ・持ち手(ハンドル)部分に星条旗柄のテープを使い、両端を金具でしっかり固定しているため、耐久性も考慮しました。

 作 品
個別作品紹介
個別作品紹介
個別作品紹介
LESSON1 LESSON1 LESSON1
個別作品紹介
個別作品紹介
個別作品紹介
LESSON1 LESSON1 LESSON1
個別作品紹介
個別作品紹介
個別作品紹介
LESSON1 LESSON1 LESSON1

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★ 人形 ★


 クリスマス関連の小物がすきで、置物など見つけるとつい買ってしまいます。
 ここで紹介の物は5人のサンタクロースをデザインを変えて作ってみました。
 それぞれ雰囲気が違って面白いです。

    

我が家のサンタクロース: 特徴は、
"様々な素材の組み合わせ:レース、ビーズ、ビジュー、ファー、そして様々な柄の布地
 (ドットやジャガード織風など)を調和させました。

"豊かな立体感と質感:お髭のレースのレイヤー感や、衣装のビーズ刺繍によって、
 見る角度で表情が変わる立体的な美しさがでましたかね。

"キャラクターごとの個性:全員が異なる色のテーマ(赤、紫、青、ゴールド)と、
 それぞれに合わせた眼鏡や帽子、装飾を身にまとっており、コレクションとしての魅力を持たせました。

"丁寧な作業:顔の表情の刺繍や、小さなパーツの配置など、細部まで妥協なく丁寧に作りました。

★ 人形 ★
個別作品紹介
個別作品紹介
個別作品紹介
サンタクロース サンタクロース@ サンタクロースA
個別作品紹介
個別作品紹介
個別作品紹介
サンタクロースB サンタクロースC サンタクロースD


☆ 兎、熊、猫と鼠の人形作品も紹介します ☆

@. 壁の飾り棚に仲良く並んだ3匹のテディベアたち: 特徴は、
個別作品紹介 個別作品紹介 テディベアたち
      展示作品             イラスト風写真

"ぬくもり溢れる表情と素材選び:
くまちゃんたちの本体に、ヴィンテージ感のある優しいアイボリー系のボアを使い、思わず触れたくなるような愛らしさがでました。

"手編みドレス:
3匹それぞれが異なる色使いの、非常に凝ったクロシェ(かぎ針編み)のドレスをまとっています。グラデーションの糸や、中央のくまちゃんのフリルのような縁取りなど、編み物も丁寧に作りました。

"ディテールへの遊び心:
頭に飾られたリボンやカラフルなパーツ、お腹にあしらわれたお花のような大きなボタンなど、「小物の合わせ方のこだわり」をぬいぐるみにも出してみました。

"世界観を引き立てる表現:
クラシカルなベルベット調のファブリックにエレガントなブレードをあしらったマットを敷き、壁の飾り棚の中に豪華に演出しました。
このような作品の合わせ方で、雰囲気が出て、お部屋の一角を飾ります。


A. 兎さんたちも同じようなディスプレイになっています。
個別作品紹介 個別作品紹介 うさぎの人形
      展示作品             イラスト風写真

ベースのタペストリーが自慢の作品です。
生地は、アンティークショップで手に入れました。
クラシカルなテキスタイルの柄と、中央に配置された愛らしいウサギのドールの雰囲気がマッチしていますかね。
ベースのオリーブグリーンのジャカード生地、繊細なレース、そして立体的な装飾ブレードを調和させました。
異なる質感を重ねることで、単一の平らな布にはない圧倒的な深みと高級感がでます。
エッジ(縁取り)にあしらわれた波型のブレードとしずく型のビーズ(またはタッセル)の配置を考えました。

うさぎの人形のキャラクター性とお顔の表情、少し傾けた首の角度、・・・
 ・・・テディベアのようなクラシカルで温かみのある質感が非常に愛らしくなりました。
どの作品も オリジナリティが出るように心がけています。
男の子(右)のジャケットの仕立て、胸元のきらびやかなビジュー、
女の子(左)の贅沢なレースのドレスなど、小さなサイズでが丁寧に縫いこみました。
持たせているミニチュアのフラワーブーケのボリューム感を出して、人形の愛らしさを引き立ました。
中央のカボチャ(アートピース) :
 白い上品な生地を正確に繋ぎ合わせ、美しいカボチャのふっくらとした立体ラインを表現しました。
 切り替え部分にあしらわれたゴールドの極細ブレードが、ベースのキルトマットの高級感にとにリンクさせました。


B. 猫と鼠たちは同じ素材で作成した人形になります。

 個別作品紹介 個別作品紹介 猫と鼠たち
      展示作品             イラスト風写真

"シックなツイード生地の統一感と存在感
 黒や赤、茶が混ざり合った奥深さのあるツイード生地のチョイスにこだわりました。
 同じ生地で3体を統一することで、作品としてのまとまりが生まれ、50センチ程のサイズならではの重厚感と高級感を出しました。
"キャラクターごとの造形とディテール
 猫(左):シルクハットを斜めにかぶり、光沢のあるシックなエプロンドレスをまとった姿が、少しミステリアスでも魅力的です。
 細かなビーズ使いや、きゅっと上がった口元、髭の表現に遊び心と高い技術が感じ取れましたか?
 ネズミ(中央・右):丸く大きな耳の形が綺麗に出ており、首元のリボン(ネイビーとオレンジ)がアクセントカラーです。
 2体の耳の傾きや表情にわずかな変化があり、まるで生きているかのような質感が出たでしょうか?

 背景にある美しいホワイトキルト)の白さと、人形のダークトーンが美しいコントラストを描いています。
 お互いのクオリティを引き立て合うディスプレイにしてみました。
 左側のお花も自作品です。
   
 ダークファンタジーの絵本のような世界観 :  猫とネズミという「追いかけっこ」の定番の組み合わせでありながら、
 敵対しているようには見えず、どこか秘密のサーカス団や夜の住人のような、不思議で上品な物語性を出しました。
 生地が厚く、かつ50センチという大型の立体を、歪みなくここまで綺麗なシルエットに仕立てるのが大変でした。


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